ねこひげアンテナ

自己分析&文体模索中!自分らしさって何だー!?

2016年双子座の運勢/石井ゆかり「筋トレ」より

以前もブログに書いた、石井ゆかりさんの星座占い。

2016年版はどうなってるのかな?と、もう今年も半分終わった今思い出したので(笑)、見に行ってきました。

忘れないために、全文記載させていただきます。
アフィリエイトもしておらず、商業目的のブログではないので、どうかお許しを。

以下、転載です。




2016年 ふたご座の空模様。




先日、こんな話を聞きました。
あるスポーツ選手がそのスポーツに「本気」を出すようになったきっかけのお話です。
その選手は、中学から高校と、なんとなく部活でそのスポーツを続けていたのですが、そんなに真剣に取り組んでいたわけではありませんでした。
ですが高校2年の時、部活の顧問が、新しい先生に代わりました。
この先生は大変厳しい人でそれまでの部活の楽しい雰囲気は完全になくなり、試合に勝つための激しい練習をさせられることになったのです。
この急激な変化に、部員達は当然おどろき、不満を漏らすようになりました。
この人も、楽しくなくなってしまった部活に、嫌気が差し始めました。
部を辞める子も出てきました。

ですが、そんな厳しい練習を経て、チームは次第に、試合に勝てるようになっていきました。
がんばって、その結果、勝ち上がる、ということの喜びが、だんだんと、部員の気持ちを変え、部員達の先生に対する態度を変えていったのです。
いつしかその部は、引きしまった、真剣な、積極的で生き生きした雰囲気に充たされていました。
そこで、その選手は自然に、このスポーツに打ち込む決意をかためた、ということでした。

新しい先生が入ってきたとき、部員にとって、この先生は、空気の読めない、厳しくて怖い、厄介な人でした。
でも、先生が目指しているものを部員たちが理解したとき、先生は「空気の読めない」人ではなくなり、部員たちと目標を共有する仲間に変わりました。
先生が態度を変えたわけではなく、あくまで、変わったのは部員達の心です。
実際、真剣に向き合ってみると先生はあたたかい心を持った、とても親切な人でした。
部員をけなしたりたたいたりするようなこともなく、親身になって導こうとしてくれる人でした。
目標が共有できていないあいだは、それがわからなかっただけだったのです。

また、この「目標」は、先生から押しつけられただけのものか、というとそうでもなかったのです。
みんな、頑張って結果を出すことに密かに憧れてはいたものの、それをみんなの前で言うのは、恥ずかしく思われました。
「本当は真剣になりたいけれど、真剣になるきっかけがつかめない」という状態だったのです。
突然高く掲げられた目標の旗は、外の世界からやってきたものではなく、実は、あらかじめみんなの心の中にあったものだったのです。
目標が天から降りてきたのではなく、もともと、心の中に眠っていたものを揺り起こされ、呼び覚まされただけだったのです。

2016年は、星座を問わず、9月に大きな「扉」が置かれた年です。
双子座の人は、この9月までの間におそらく、上記のような仕組みの体験をすることになると思います。
もとい、2015年の夏以降、すでにそうした物語を生きている人も多いでしょう。
貴方が密かに目指したいと思いながら目指せていなかったものを「誰か」が揺り起こし、呼び覚ましてくれるのです。
そして、2016年9月以降、今度はそのテーマは、間違いなく貴方自身が望んでつかむテーマとなります。
画家が絵を描かずにいられないように、歌手が歌わずにいられないように、貴方を動かす力が、間違いなく自分の中から生まれていると、その頃になれば貴方も、ハッキリ自覚するようになるでしょう。


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[時期について]

1月から2月は、人から意外な提案を受けることが多いかもしれません。
面白いギフトをもらったり、自分では思いつかないようなオファーを受けたりすることになるでしょう。
また、過去に誰かにしてあげたことへの、形を変えた「返礼」がもたらされる気配もあります。
人から受け取れるものを通して、自分の新しい可能性を見いだせそうです。

2月半ばから3月前半は、遠出が楽しい時期となっています。旅行や出張などで、得るものが多いでしょう。
また、この時期は「人に会いに行く」ことが一つのミッションとなるかもしれません。
旅を通して新しい目標を見つけたり、「師」と呼べる人に出会える可能性もあります。
勉強や研究活動、取材活動などに取り組んでいる人にとってはこの時期、めざましい結果を出せるかもしれません。
良いアイデアが生まれたり、欲しかったものが集まってきたりしそうなタイミングです。

3月から4月にかけて、人生の大きな転機を迎える人も少なくないはずです。
引越や家族構成の変化、社会的立場の変化、「チーム」構成の変化など、自分を取り巻く場がさまざまに変容していく時です。

5月は「過去」と向き合う時間と言えます。
古い記憶が甦るような出来事が起こったり、過去から面白いメッセージが飛び込んで来るようなこともあるでしょう。
懐かしい場所に訪ねて行くことになったり「昔取った杵柄」のように、かつて得意だったことに再度取り組むことになるかもしれません。

6月も「人生の転機」を迎える人が多いかもしれません。
2016年全体を見渡したとき、双子座の人にとってもっとも大きな転換点となるのが、3月、6月、9月なのです。
その中でも6月は、貴方が中心となって物事が変化する時期に当たっています。
自己主張し、自ら行動するとき、周囲が貴方についてくるでしょう。

7月は経済的に嬉しいことが起こりそうです。
また、月の後半はコミュニケーションが盛り上がります。勉強や訓練、練習に関係することで、嬉しい展開が起こるかもしれません。

8月から9月は、熱い人間関係の変化が起こりそうです。
刺激的な出会いがあったり、タフな交渉事にのぞんだりする人も多いでしょう。ここでの交渉は、貴方の今後を作る条件を勝ちとる上で、大変重要な意味を持っています。特に、かねてから希望していたことや、ずっと「変えた方がいい」と思っていた問題点などがあればここで、しっかり主張することが必要になるでしょう。

9月以降、「愛」の物語が始まりますが、10月は特に、その「皮切り」として印象的な出来事が起こりそうです。
いきなり愛の渦に巻き込まれていくような実感もあるかもしれません。
また、クリエイティブな活動をしている人にとっても大きな転機が巡ってきそうです。貴方の才能や実績に対して、 他者からの明確なニーズが感じられるような出来事が起こるでしょう。

11月から12月にかけて、遠く旅行に出る人もいるかもしれません。行きたいところがあればどこへでも行けるような、機動力に溢れる時間帯です。
中には、大事なものを受けとるために、だれかに会いに出かけていく人もいるでしょう。

12月は「再会」の気配に満ちています。
古い人間関係が復活したり、こじれていた関係を正常化したりすることも出来そうです。
貴方の意欲や希望が、貴方を取り巻く人たちの態度を少なからず、変えていきます。
熱意を持って人を動かし、夢に近づく人もいるはずです。


[愛について]

人を見る眼差しが、とても真剣な時期です。
真剣にものを見ると、それなりに時間がかかるものですがこの時期、貴方は人を時間をかけて見つめ、
時間をかけて関わっていくことになるだろうと思います。
また、かけるのは時間だけではなく、「労力」もかけていくことになるでしょう。特に3月から5月、そして8月から9月は、相手の心の壁を打ち壊すべく、激しくぶつかっていくこともあるかもしれません。

双子座の人の「人付き合い」は、あくまでさわやかです。
恋愛においても、あまりぐいぐい距離を縮めるようなことはなく、雰囲気を読みながら、さらりと自然に近づいて行くことが上手です。
でも、この時期はそうした、「さらっとさわやか」な関わり方はあまり、機能しないかもしれません。
ちょっと自分らしくないなと思いながら、熱く、汗をかいて相手に踏み込んでいくような、そんなアクションが必要になるのかもしれません。
まるで相手に「挑む」ような形で、愛が育っていく場面もあるのではないかと思います。
真剣勝負で関わりながら愛を見つけていくプロセスには、やりがいや手応えがともなうだろうと思います。

9月を境に、双子座の人は素晴らしい愛の季節に突入します。この「愛の季節」は、2017年10月上旬まで続いていく、長丁場のストーリーです。
9月までは、そうした愛の物語に入って行く手前で
自分の心のあり方や本心、求めているものを理解し、さらに、「人を見る目」も変えていく、という作業が進んでいくのかもしれません。
2016年の「関わり方」の変化は、貴方の愛を飛躍的に成長させていきます。
たとえば、依存や甘えのような幼い愛はもっと大人としての誠実な愛へと「自立」を促されるでしょう。
相手を責めてばかりいるような愛がお互いに認め合える愛に変わっていくでしょう。
孤独に耐える力を得て相手の信頼をかちとる人もいるでしょう。
幼い子どもと、成熟した大人では「好きになるもの」も全く違います。
表面的なものを超えて、相手の内なるものを見つめる力を得たとき、好きになる相手が変わることもあると思います。
相手の中に、見落としていた貴重な美質に気づき、愛が再生するようなことも起こるはずです。

愛に追い風が吹くのは9月以降ですが、その前にも、1月、2月半ばから3月半ば、5月末から6月中旬にも、キラキラした出来事が多そうです。
また、3月下旬には、「愛の奇跡」のような出来事が起こるかもしれません。

  *****************************


2016年、貴方はかねてから望んでいた「世界」を
自分の手で作ることになります。
物理的に、引越や家族構成の変化を経験する人も
少なくないだろうと思います。その変化は、一見
「人から押しつけられたもの」
「自分の都合ではなく、人の都合によって起こったこと」
のように見えるかもしれません。
でも、その道のりを進んでゆくに従って貴方は、他ならぬ自分自身がずっとその場所に立つことを望んでいたのだということに気づくはずです。
密かに思い描いていた花園を自分のまわりにつくりあげるチャンスを世界が全力で貴方の為に作ってくれたのだ、という気がしてくるかもしれません。
そんな花園を自分の手で作っていったとき、貴方はふと、その「外」に出てみたくなるでしょう。これは、居場所から解き放たれたい、ということではなくたしかに居場所が出来たからこそ、外へ出て行くことができる、という変化です。
たとえば引っ越して、家の中を片付けてしまったら
今度はその近所を探検しに行くことになります。
探検に出かけたなら、そこで出会った新しい「地域」が、さらに、自分の居場所の一部となります。
2016年、貴方の住む美しい花園としての世界はそんなふうに同心円状に広がっていくだろうと思います。




引用終わり。



相変わらず、「え?なになに?どういう意味?」というところから始まって、あれよあれよという間に鮮やかに着地しますね…。

3月、6月、9月が大きい転機なのかぁ。

3月は東京に旅行に行ったなあ。
旦那とデートし、弟夫婦とゆっくりごはんを食べ、楽しい3日間だったなー(^-^)

6月は、まさかのできごとが起こって、天地がひっくり返るような衝撃を受けたなぁー。
それは、「私が実は心の奥底で望んでいたこと」だったのかなぁ。実感は全然ないけど…。


9月は何が起こるのかな(^-^)
今のところ、学校行事くらいしか予定はないけど(^-^)


今年も残り半分、健康に元気に楽しく過ごせるといいな。

もしも100万円手に入ったら?

同じアカウントだけど、もういっこブログを始めたため、久しぶりの「」ねこひげアンテナ」への投稿。

今週のお題「もしも100万円が手に入ったら」で書いてみます。


100万円あったらかぁー( ื∑ ื)

「使う」のか「種にする」のかで、まず悩むよなぁー。

まったく想定外の100万円なんだから、もし0になったとしても懐は痛まない計算。

だったら全額、奨学金返済に宛てるってのはどうかな??


そしたら、月2万円の返済がなくなる…!!こ、これは大きい!


21歳で就職して以来、毎月ずっと2万円を返済し続けてるもちよ。

もちろん、お借りしたものを返すのは当たり前のことだし、ありがたいことに返済し続けられるくらいのお給料はいただいてる。

奨学金がなかったら大学には絶対通えなかったし、大学に通えてなかったら先生にはなれてないし、旦那とも出会えていない。
奨学金さまさまである私の人生。借りたものはきっちりとお返しして、また次の子の人生に役立てて欲しいと心から思う。


奨学金は借金、とドライに言う人も多いけど、わたしは借金より「投資」の側面が強いと思ってる。

借りたお金で、何をするかによって、そのお金の価値はまったく変わる。

ただの「借金」で終わらすことなく、あのお金を投資できたから今の私がある!と、将来自信を持って言えるように、上手に使いたい。

だから、大学に行った証を一つでも残そう、大学に行かなければ手に入らない資格を一つでいいから取ろう、と、入学した後にわたしは思った。
で、教員免許を取った。

そして、それが職業となって、今に至る。


ひとつだけ悔しいのは、いわゆる「先生免除」が私の一学年前で終わってしまったこと(笑)
先生にはなれば奨学金はチャラ、という時代が、もうすぐ手が届くというところで終わってしまったのであった。

浪人も留年もせず、採用試験も1回目で合格して、それでも間に合わなかったんだから、これもまた運命だよね…

そう母と慰めあったあの日(笑)
そしてのしかかる、700万円の「投資金」(笑)

母と半分こして、返し続けてきた。
あと5年で終わるんだよ。


でも、100万円があれば、一瞬で終わるよ!(^-^)


やっぱり、その100万円は奨学金の返済にあてよう。


浮くことになる2万円のほうを貯金して、いつか母と伊勢神宮に行きたいな(^-^)

泡沫サタデーナイト!

う!たかた!
う!たかた!
う!たかた!

Do it Do it Do it Do it Dance!!

なに、なんなのこの鬼の中毒性は…!!



 

モーニング娘。′16の新曲「泡沫サタデーナイト!」、もうこれ最高ですやん。

初見からどストライクで、何度YouTubeをリピートしたかわからない曲は久々!

あれか、スマの「大器晩成」以来か。再生頻度でいえばむしろそれを上回る勢い!


YouTubeも100万再生を達成、コメントからも、きてる!きてるよ!!!っていう感じがビンビン伝わってきて、なんか鳥肌立ちのすけ!!(←最後)



この曲最初聴いた時、当然のように「つんくめ!ムフフ、やはりやりおるわ!」って思ったんですよ。
何様だって感じですけどすみません。


でも、ちがうのね!赤い公園というバンドの津野米咲さんという方が作ってくださった曲みたい。


それを知った時、ええー?!(間奏中の12期風に)、つんく以外でこんなファンキーなディスコチューンを作れる人がいたのか!という驚きがね。
そりゃもうすごかったっす。


でも、その米咲様(もう、様をつけないなんて選択はない)はなんと、モーニング娘。を聴いて育ったんだって。
℃-uteの大ファンなんだって。

つまりは、ハロメンとはまた違う枠の「つんくチルドレン」じゃないですかー!
そんな夢のある話ある!!?
そんなマンガみたいな展開あるーー?!(≧∇≦)


すごいなあ、すごいなあ…!! 
ラブマシーンを聴いて育った人が、そのモーニング娘。に曲を提供する側になり、その曲でモーニング娘。′16がものすごい推進力を得ようとしているなんて…!!

ラブマシーンの発売年に生まれた娘が、今やモーニング娘。′16のビジュアルセンターを張ってるなんて…!


時代の流れに見事に乗ってブレイクした、初期から黄金期。
だんだんと表舞台から消えていった、プラチナ前夜期。
モーニング娘。史上一番不遇で、一番ストイックで、一番ファンを跪かせていた、プラチナ期。
圧倒的幸福感と、絶対女神道重さゆみの美しさにただただ包まれた、カラフル期。
そして、まだ名前のつかないこれからの娘。


歴戦の娘。たちの努力と、衰えぬ楽曲の力、そして支え続けてきたファンの熱を思うと、改めて圧倒されてしまう。

モーニング娘。ってほんとにすごいグループだなぁー!


応援してて良かったなぁー!!(≧∇≦)

嬉しい! ‹‹(´ω` )/››‹‹(  ´)/››‹ 嬉しい!

こんな楽しくてテンション上がってノリノリの曲が娘。に来たのが嬉しい!

みんなが楽しそうに歌ってるのが嬉しい!

ズッキの卒業はさみしいけど、ズッキのフィーチャー曲だし、本人が一番楽しそうに歌ってて嬉しい!

そう思えるようになった自分が嬉しい…。



実はね、今年の冬ハロで、鞘師ちゃんが抜けた直後のモーニング娘。のステージを見て、もう言葉にできないほどのショックを受けたんです。私。もちよ。


ENDLESS SKYを歌うステージに、どうしてもどうしても鞘師ちゃんを探してしまって。


だって鞘師ちゃんの曲じゃんか。

なのにどこにもいなくて、ステージのメンバーも、鞘師ちゃんの穴を全く埋めきれていなくて(というように私には感じられて)。

羽をもがれた鳥のもがきを見ているような、痛々しくて直視できないような、もう私が求めていた世界は2度と戻ってこないんだということを痛感させられたような。

言葉にすると、絶望。


大好きだった娘。に対して「これじゃない!」と感じてしまうなんて、そんな傲慢な考えを持ってしまったこと自体も、自分にショックで。


えりりんがいなくなっても、愛ちゃんがいなくなっても、あれほど好きだったさゆがいなくなった時だって、こんな風に感じたことはなかったのに!!!



だから、もうこれはだめなんだと。

私を娘。に繋いでいた最後の1本の糸が切れたんだと思って。

もしかしたらもう娘。のことは追っかけて行けないかもしれない…
必死で頑張ってるメンバーを見る資格は私にはない…


と、1度は「娘。コンからの戦線離脱」を考えました…。
実際春コンは取ってない。取ろうとも思えなかった。
だって地方民は車での遠征だもん。チケット代だけじゃない、往復の交通費も宿泊費も移動の時間も体力もいるんだもん。
そこまでして…って思った。だからチケットも取らなかった。



でもやっぱり、YouTubeで新曲が解禁になるたび、気になって観るには観たのさ。

「the vision」の清らかさには、はっとさせられる部分もあった。でも(トキソラに似てるな…)とか思ってしまうと、なんかほろ苦い気持ちにもなってしまい。


だ!!!!!!!!




が!!!!!!!!




しかし!!!!!!




この「泡沫サタデーナイト!」のPVときたら!!!!!!





そんな湿っぽくて後ろ向きで、生産性0の私の気持ちを、一瞬で遥か彼方までスッコーーーンとすっ飛ばしてくれました!!!!!!



たのしーーー(≧∇≦)!!!
かわいーーーー(≧∇≦)!!!!
もっかい観るーーーーー(≧∇≦)!!!!
Dance shot ver.はないのかーー(`A´)!!!!

と鬼リピ状態突入。


やれ鞘師がいないの辛気臭いのもう観れないかもしれないの、なんぞほざいてたことがバカらしくなるような、究極かつ極上のファンクディスコナンバーでした!!


踊りたい!止まらない!!

中から湧き上がってくるパワーを本能に忠実に歌い上げるこの歌の力は、今のモーニング娘。′16にとって本当に必要な突破口だったと思うし、それは同時に、ファンにとっても本当に必要なカンフル剤だったと思う。


もしかしたら、日本にとっても。


その昔、


日本の未来は世界が羨む!
夢があるんじゃないか!
恋をしようじゃないか!
Dance!Dancing all of the night!


と歌って日本中の老若男女の右手を高く挙げさせたアイドルグループが、今年は日本中の老若男女の拳をにぎらせてDo itさせてしまうかもしれない!!!


踊る阿呆も、観る阿呆も、みんなでDo it Danceしちゃうような日本の夏が、もしかしたら来るかもしれない!!!




はーーーーーーー!

もちよ、泣いちゃうかも!かも!かも!かも!!!!





イメージカラーが欲しい!

わたくし、はまぶきもちよ。

突然ですが、「自分のイメージカラー」を持つということに対して、そこはかとない憧れがあります!

「これが自分らしい色」っていうのを、自他ともに認めることができるっていうのが、なんかとってもイイ!
イイよね!?

そっかー、みんな私をそんな風に見てるのかー、っていうのを間接的に実感出来て、嬉し恥ずかし…的な!


色にはそれぞれイメージがありますね。

私の場合は(まあ大体みんな一緒だと思うけど)こんなかんじ。


赤色…情熱的・熱血・エース・リーダー格
青色…冷静・平穏・頭脳派・クール
水色…爽やか・清涼・軽やか
紺色…端正・知的・ノーブル
黄色…明るい・幼い・平和
緑色…自然・リラックス・五番手感
黄緑…若々しい・エネルギー
紫色…高雅・気品・スキルメン
桃色…女子・かわいい・愛され感
橙色…元気・パワフル
白色…清純・無垢
黒色…圧倒感・孤高


中間色とか入れたらキリがないから、このへんで。
ちょいちょい意味不明な言葉があるように見えた場合は、アイドル界隈の言葉だと思ってスルーしてください。


その人のイメージカラーを考えてみよう!となったときには、たぶん無意識にこの「色の持つイメージ」を重ねて考えることになるのかも。

もしくは、本人が好きでいつも身につけてる色とかがあるなら、そっちに引っ張られる可能性も、なきにしもあらず。


もちろん、憧れがゆえに、わたしもはまかねてより「私のイメージカラーって何?ねえ何だと思う!?ねぇ!!」と周囲の人に尋問しておりました。


そうするとねぇ、みんなねぇ、


「…うーーーーん…」


ってなるのよ。

なんだ、君たちは急にプラグを抜かれた掃除機か何かか。

うーんはいいからその先を述べたまへよ。


思いつかないという言葉は認めぬ、というオーラを出しながら、ホトトギスが死ぬくらいの長丁場で待つことしばし。

やっと、ある友人が「…金…かな?」と一言。

あとはそれに乗っかるように

「あー、そうね!そんな感じ」
「私もそう言おうと」
「今まさに私も」
「ええ」
「金でしょうね」
「断然金ですよ」

といった感じで、続々賛同の意を表明。

おまえたち、労を厭うなよ。



しかしねぇ、金ね…。金かぁ…。

金って、「派手・ゴージャス・成金・EXILE」みたいな、イメージじゃない??


いい面では「トップ・王家・選ばれし者」的なのもあるけども。


確かに、金属の中では1番ゴールドが好きだけど。(なにその括り)
ネックレスもピアスも地金はゴールドを選ぶけど。


でも…ほら。
なんかさ、アイドル業界ではさ、イメージカラー「ゴールド」とかないじゃん。


一番可愛い子はピンクじゃん。さゆとか、愛理とか。
センターは赤じゃん。鞘師ちゃんとか舞美ちゃんとか梨沙子とか!
スキルメンは紫でしょう。めいめいとか雅ちゃんとか。
で、愛されキャラは黄色だよね。マイマイとかキャプとか藤丼とか。あ、うたちゃん…(涙)
ダンス上手かったり綺麗系だったりはブルーかなぁ。あゆみんとか、なっきぃとか。茉麻もブルーだったなぁ。


ゴールドは、サイリウムもないしねぇー。
いや、もちろん、もちよがアイドルになれるわけないから、サイリウムの心配は不要なんだけどね?(笑)


イメージカラー、ゴールドです!

って言ってもそれに負けないくらいの存在感とかあればいいのかな?
あとはゴールドという語感からイメージする像にピッタリな人になればいいのか?


叶姉妹…か??



見届けました、鞘師ちゃんの勇姿!


すごいぞ、モーニング娘。'15!
ありがとう、鞘師ちゃん!


だいぶレポートが遅くなりましたが、わたくし昨年の12月7日、モーニング娘。’15の武道館公演初日に行ってまいりました。

鞘師ちゃんが娘。の単独ツアーとしてのステージは終わってしまうとのことでね。

さゆのときに駆けつけれんかった悔いがあったので、期末テストで忙しいさなかに2日も休みとって、はるばる武道館まで行ってきたよ。
ひとりで!初のソロ参戦!

心ぼっそーー!!!


会場についたのは開演30分前でした。
まさか敷地内に入ってから座席に着くまであんなに遠いとは思わず、あやうくオープニングアクトが観れんとこやったぞ!
こぶしの念念、聴けてよかった(^-^)あいらぶ藤丼!


そして改めて周りをみてみると、目に映る景色の半分は女子!若い女子!

男100に対して女2くらいの時期(コンサートでいうと「シングル大全集」あたり)から考えると、まさかこんな日が来るなんて…という感じで感慨深かった。
メンバーと同世代くらいの可愛い女の子がたくさんいて、34のBBAは1人目頭を熱くしたことでした。


公演は、特に「鞘師里保卒業スペシャル」と銘打つこともなく、また鞘師ちゃん自身が「これはただの一区切り!今日もいつも通り、いつも以上に盛り上がろうー!」的な感じでいてくれたので、全然湿っぽくはなかったね。


なのに、ものすご泣いたね(涙)隣の姉ちゃんもズビズビ泣いてた。
お互い見ず知らずの者同士で、一言の会話も交わしてないけど、絶対に心は一つでした(笑)

ステージで思い切り踊り歌うメンバーが、もう眩しくて可愛くていじらしくて神々しくて、私はずっと心打たれまくりでした。
もはや「尊い」という形容詞すら当てはまりかねない次元。


ほんとうに、無理してでも行ってよかったです。



さて、ここからは個人的な印象に基づくライブレポートです。

私は口が悪い上に文才がないので、言葉にこめた愛情が読み取れずに、ただ失礼かつ傲慢に見えてしまうかもしれません。
ファンの方にしてみたら、もしかしたらお気を悪くされる言い方になっているかもしれません。

なので、どうか「オバハンの戯言」くらいにチラ見する程度にお読みくださいまし。


さて、まずは今回のコンサートの個人的なメンバー評。期ごとにいきます。

12期
あかねちん…空気
まりあ…空気
はーちん…骸骨
のなか…空気

全体的に、12期はまだ全然存在感がないような気がする。少なくとも私は、最初と最後の挨拶の時とソロパート(というかソロフレーズ)の時以外、12期の存在を常に忘れておりました。
早くソロパートたくさんもらって、存在をアピールできるようになるといいね。みんな可愛いからもったいない。
ところではーちんはあんな骸骨で大丈夫なの?



11期
さくら様…無双

高知公演のときも、今日の武道館公演でも、おソロを歌っていらっしゃいました。
全く危なげのない「明日を作るのは君」、大変に美しい歌声でございました。
デコ出しなのに、なにあの美しさは。
号泣ガールではないほうのお隣さん(おばさん?おばあさん?くらいのお年の方)は、常時ラベンダーカラーのペンライトを振ってました。
歌も表情も魅せ方も上手で(ダンスはこれといって目立ってはないけど)、これほどの高い水準をいつでも出せるのがすごい。
小田ちゃんなんて呼べない、呼べないよ…。もうさくら様と呼ばなくては。



10期
どぅー…可愛いの権化
まーちゃん…まさキッス
だーいし…殊勲賞
はるなん…空気

10期はさすがの個性でしたねー。個性のバラけ方がすごい。中でも、だーちゃんの愛嬌ったらないよ。
真面目な顔してキメてても、溢れ出る「だーいし感」。今日もダダ漏れで、可愛くて可愛くてもう。MCの時の「加入当初のライブ時の自分のドヤ顔再現」の時の顔は秀逸でした。


9期
ズッキ…MCは任せた
鞘師ちゃん…ジャンヌ・ダルク
えりぽん…敢闘賞
フクちゃん…天使から女神へ

ズッキは声が綺麗ねぇー。歌う声も話す声もよく通る!
MCの進行とフォローは、安心して任せられる水準になってきたねぇ。

えりぽん良かったねぇー。怒った(ような)顔がホントに綺麗。笑顔より綺麗。アクロバット(バク宙三連続!)もすばらしく、えりぽんがいる限り他のアイドルとの差別化はでき続けるでしょう。でも、MCの時カメラに抜かせるのがわかってるなら顔位置固定してね。
顔位置がブレブレになってたからモニターからフレームアウトしちゃって、みんな笑いどころが分からなかったよ?

鞘師ちゃん、やっぱり頭一つ抜けるねぇー。ダンスも良かったけど、今日は歌が良かった!硬質な勇ましい声が娘。の曲の世界観に合ってるよね。
「大阪恋の歌」の鞘師ちゃんver.を聴けるとは思わなんだ。
真っ赤なスカートを翻しながら、たった1人サブステージで舞い踊る鞘師ちゃんは、魅せるというより噛み付くような気迫で、さながら戦乙女のようでありました。ありがたや、ありがたや。

フクちゃん、相変わらず綺麗に高音が伸びる声で、聞いてて気持ち良かった。音感も良くて、ほぼ音も外さず。ぜひ、ふくさく(譜久村&小田)で1曲頂きたいですな。あと、スタイル良すぎでは。少し痩せた??


メンバー評はこんな感じ。


コンサート全体では、MCが非常に少なくて、三曲連続のあと曲紹介だけ挟んでまた三曲連続、みたいな、「あんたら体力大丈夫?」って心配になるようなセトリでした。
さゆが抜けて、MCを自在に回せるようなメンバーがいなくなったのかな。12期の挨拶もまだテンプレで、覚えてきたことを吐き出す状態でしたし。MCメンの育成が急がれるね。できれば、はーちんあたりがやってくれるといいんだけどね。得意そう。


セトリは以下の通り。
ネットから拾ってきました。


1.Oh my wish!
2.君の代わりは居やしない
3.What is LOVE?
4.スカッとMy Heart
6.冷たい風と片思い
7.愛の軍団
8.悲しき恋のメロディー
9.笑えない話
10.愛され過ぎることはないのよ
12.明日を作るのは君(小田さくら
13.大阪恋の歌(鞘師里保
14.アイサレタイノニ(モーニング娘。Q期
15.ウルフボーイ
16.TIKI BUN
17.Moonlight night~月夜の晩だよ~
18.ドッカ~ン カプリッチオ
19.SONGS
22.まじですかスカ!
アンコール
24.One and Only
25.ENDLESS SKY
26.ここにいるぜぇ! 


鞘師ちゃんの卒業発表からこちら、鞘師ちゃんのことを考えるにつけ愛情が増していってしまい、ついには仕事を休んで東京、なんてことまでしてしまったわたし。

でも、行ってよかった。本当に。
鞘師ちゃんにお手紙も書いたし、思い残すことはありません。

こんなふうに昇華できて、よかったな(^-^)




紅白歌合戦と「歌う国民」

モーニング娘。'15の紅白落選に血の涙を流したもちよです。


見たかったなあ、鞘師ちゃんが紅白の舞台で最後のワンカットにドヤ顔をカチ込む姿を!

卒業には一切触れずに、曲終わりにみんなで「来年もその先も、ずっと日本に音楽が流れ続けますように!」とかいうコメントをせーので言って、清々しくかっこよく去っていく後ろ姿を!


個人的な卒業コメントはやらない方が絶対カッコいい!
見てる人の殆どは、そんな事情知らない人だもんね。


紅白は、他の音楽番組とはターゲットが違う。

紅白のターゲットは、「世代」じゃなくて「世帯」、つまり「全世代対応」「家族全員対応」。


 紅白は、年末の家族団らんの中で、音楽を媒介にして、日本の日常の幸せを再確認する装置だもの。 



父「誰これ」

息子「最近流行ってるアイドルじゃん」

母「みんな顔が一緒に見えるわー」

娘「出た、オバハンあるあるwww」

母「オバハン!明日のお年玉の巻き上げレートを高く設定し直すわよ」

娘「お母様申し訳ございません」

母「しかしどうして最近のアイドルは1人で出てこれないのかしらねぇ。女子の集団トイレの名残じゃないかしら」

息子「出た謎論理www」

父「モモエちゃんとかセイコちゃんは1人で出て1人で歌ってたんだもんなあ、偉かったなぁ」

娘「あ、次セイコちゃんだよ」

父「こりゃもう、セイコちゃんじゃなくてセイコさんだなあ。しかし歌い方変わったなあ」



みたいなね。


もうずっと、やれ紅白の価値は下がっただの、オワコンだの言われてるけど、そんなことないと思うんだけどなあー。

音楽は世代を超えるから!

新しい曲や人は子供が解説し、昔の曲や人は親が解説する。
親の若かった頃の話なんかも出たりして。

だから、昔のヒット曲を繰り返し巻き返し歌うのだって、別にいいと思う。
むしろそれでいこう!


なんとなくついてて、なんとなくみんなで見てて、トイレ行ったりお風呂入ったりウトウトしたりしながらも、ゆるーっとみんなテレビの前に戻ってきて、団欒が継続するっていうのは、新旧の曲を流す紅白ならではだと思うから。

新しい曲や人ばっかりの番組なら、他でもやってるしね。


紅白のターゲットや意義は変わらないでいて欲しいな。

偉大なるマンネリ、大歓迎です!!



でも、だからこそ、色の偏りはなるべく是正してほしいなと思ったり。


嫌いじゃないしむしろ好きだけど、それでもさすがに、ジャニーズ7組は多いような…。

48グループも、嫌いじゃないけど、3つ出ても区別がつきにくいというか…。


そこに、ぜひ我が軍ハロプロも、一枚噛ませていただきたかった!(笑)

ダンス&ボーカルグループ、今もずっといい仕事してますよーー?紅白の関係者様!!!


モーニング娘。'15はもとより、最近のアンジュルムの勢いったらないですからね。


そうそう、フジのFNS歌謡祭?のほうに、なんとアンジュルムと℃-uteがLIVE(生放送の飛天の間ではない方)で出るらしいという噂を掴んだので、関係者様のご英断に最敬礼をしていたところです。

その2グループ、放送してぜったい損はさせませんよ!ゲへへ( *´艸`)


音楽番組要チェックの季節が来ましたね!



まあでも、そもそも論で考えてみたら、年末だからといって音楽番組を流す必要は特にないわけですよね。

「1年間の売上の総決算」というのであれば、別にテレビのニュースで事足りるし。


じゃあなんでこんなに年末の音楽番組が多いのか、というと、やっぱり「みんな観るから」ってことなんでしょうね。

卵ニワトリ論みたいにはなるけど、誰も観なかったらさすがに放送やめてるでしょうし。


じゃあなんでみんな観るのかというと、やっぱり会話装置、そして「歌が好きな国民」ってところまで行くかもしれません。


万葉集の古代から、それこそ文字より先に歌があった国だからね!


万葉集古今和歌集新古今和歌集の昔から、各地の民謡の成立、俳句や川柳に都々逸、戦前戦後の歌謡曲、御三家に花の中3トリオ、聖子明奈ピンクレディー、そしてアイドル乱立ダンスグループ乱立の今に至るまで。

まさに「歌は世につれ、世は歌につれ」。


そんな「歌う国民」の今年一年の労をねぎらい、一年の最後に家族の団欒を始めるきっかけとしては、歌番組というのは最善の装置なんだと思います。


今年流行ったナウい歌も、ちょっと懐かしい歌も、何回歌うねんと突っ込みながらも「やっぱりいい歌ねぇ」と思ってしまう定番曲もごちゃまぜになって4時間半お茶の間に流れる紅白は、なんだかんだ言ってもやっぱり日本の心なのでしょう(^-^)


年の瀬に、いろんなところからたくさんの曲が流れる平和な「歌う国」でずっとあってほしいなと、緊迫した世界情勢の中あったかいお風呂につかりながら思う、もちよでした。



「来年もその先も、ずっと日本に音楽が流れ続けますように!」



のぼせもちになる前に、そろそろ出ましょ。




言葉とリズムが渾然一体!シリーズ・つんく歌詞の魅力(3)

え?つんく歌詞の魅力って、なんといっても「言葉選びの妙」でしょ?! 

と思っている諸先輩方、圧倒的にそのとおりでございます。

シリーズ最終回の今夜は、つんく歌詞に見られる「なんじゃそりゃ!」な言葉選びの妙をご一緒に味わいましょう!


シリーズ最終回!時間かかった!

(3)言葉選びの妙


まず、わたしがiPodをまさぐり返し、またネット上の諸先輩方のコメントを拝読しつつ(参考URL→ http://helloprocanvas.ldblog.jp/archives/38956914.html) 、ピンときた限りの「なんじゃこりゃ!」な歌詞を挙げてみたいとおもいます。


まずはこれ。私が初見で聞き間違いかな?と思って歌詞確認したら合ってて、ひっくり返りそうになった曲。


色っぽいキューピット じれったいキスもっと
色っぽいビスケット じれったいミスショット
(モーニング娘。 色っぽい じれったい)
い、色っぽいビスケット…?

先ほどの参考ページの48コメあたりで紹介されている通り、既に高尚な見解が出され一応の決着が着いているようですね。
でも私はあまり「ビスケット=ビスクドール(陶器の人形)説」は腑に落ちなかったので、やはり韻を踏むためだけの歌詞なのかなと想像してます。

それにしても、色っぽいビスケットて。
ビスケットて。
たまにいくカオスなコンビニに、おっぱいを模した焼メレンゲ菓子が売られてるけど、そういうやつかなぁ?

同じくモーニング娘。様から。最新シングルにももれなくあります、言葉選びの妙。


不器用すぎる自分が
嫌になる好きじゃない
笑顔で乗り切れない
不器用paradise
(モーニング娘。'15 スカッとMy Heart)
不器用paradise!!行きたくない!
そこに住む人々はみな一様に、軍手を10枚はめたみたいな不器用さに違いない。
針に糸通すのに2年くらいかかるに違いない。

そしてパラダイスといえば忘れてはいけない、こちら。


歌え 恋するロデオ男子
乱れ じゃじゃ馬娘
One two チョップ アリアリdangerous
太郎と花子
(美勇伝 じゃじゃ馬パラダイス)
頭湧いてんのかな(※最大級の褒め言葉)、と思いましたよね、最初聞いた時。
男と女、まではまあいいけど、そのうち太郎と花子になり、挙句の果てにはアダムとイブ子になってしまうこの歌詞。
全編通して明るい色情狂の歌となっています。梨華ちゃん最強。

そういえば、もうあとひと月もすればこの季節ですね。

ドキ胸きゅんぼっきゅん突然現る先輩
話す言葉だけ浮かばないの
エーンエーン メリピンクリスマス
エーンエーン メリピンクリスマス
メリピンクリスマスフォーユー
(モーニング娘。わ〜MERRY ピンXmas) 
うん、これもまたすごい怪電波を発してますね。
いったいどんな人生を送ったら、クリスマスソングにこの詞をつけられるようになるというの。
何、ドキ胸きゅんぼっきゅん、って。
言うたことないしこれから先も絶対言わんわ。でもちょっと使いたいわ。
この怪電波ソング重ピンクこはっピンクが歌うんだから電波度200%です。


さて、歌詞といえば、かねてよりバラエティ豊かな世界観の曲が割り振られることが多い、Berryz工房様はどうでしょうか。
まずは絶対に外せないこちら。


ソドソド
好きなんだ好きなんだっけ
好きか聞かせて Do you love me?
言わないんだ言ってくんないんだ
言って欲しいなぁ
ソラシド
(Berryz工房 ギャグ100回分愛してください )
のーにゅ?のーにゅーーー?!のくだり、お野菜をモリモリ食べてカッコ良く愛してね、のくだりも捨てがたいのですが、今回は1コーラス目のAメロをエントリーさせてみました。

全く脈絡なくソドソド♪と歌い始め、Aメロ最終フェーズを終わろうとした瞬間、突然入ってくる「ソラシド」。
人を食ったような、という形容がぴったり過ぎてどうしましょう。

さらに。


うわさじゃ彼女がデキタトカ
そんなのまったくキキタクナイ
張り裂けそうなくらい頭がナナメ
(Berryz工房 胸騒ぎスカーレット)
御機嫌ななめ、ではなく、頭がナナメ。

お昼休みはウキウキウォッチング、で始まる、あの国民的昼休みソングのAメロ(晩年は歌われなくなってたね、そういえば!)では
「how Do you Do?御機嫌いかが?御機嫌ナナメは真っ直ぐにセイカモン(←ここ尺に収めるためにめっちゃ早口)!!」
って言ってたけど、さすがに御機嫌がナナメなだけやね。頭やないね。

次いでこちら。


思い立ったら吉でっせ
ピュアなハートで行きまっせ
膳なら急ぐたちでっせ
考えすぎは野暮でっせ
(Berryz工房  思い立ったら吉でっせ)

こんなでっせでっせ言う女子(しかもピュアな気持ち所持)おります?平成の世に?
桂文枝師匠ぐらいのもんと違います?
そんくらい壮大な愛なのよ、と言われましてもねぇ。どんくらいよと返すこともままなりません。でっせでっせ。


ではBerryz工房様に別れを告げて、他のグループ戻りましょう。


ハロプロ研修生からは、言わずと知れたこの怪曲。


へそんとこ、よろしく!
おへその国からこんにちは
おへその国からこんにちは
(ハロプロ研修生 おへその国からこんにちは)
おへその国=子宮=この世に生まれ出る前の世界
という解釈で、まだデビュー前の研修生にイメージをかぶせてる、といったご指摘もどっかで読んだことがあります。
なるほど!と思いました。
しかし、へそんとこヨロシク!はいかがなものでしょうか。


シャッフルユニットからはこちら。

ピラッポッポッポ ポラッピッパッポ
切なくて
パラッピッポッポ ポラッピッパッポ
苦しくて
(プッチモニV ピラッ!乙女の願い)
ねえ、あんたほんとに苦しい?

保健室に来た生徒が「ピラッポッポって感じで胸が切なくて、その苦しさたるやポラッピッパッポっていう感じです」等と病状を訴えたなら即追い出すけどね。
仮病のセンが濃厚。


意味不明擬音語シリーズとしては、こちらも外せません。

ララララのピピピピ
ララララのピピピピ
ララララのピピピピ
可愛い子はピピピピ
(道重さゆみ ラララのピピピ)
さゆだから!
さゆだから許してるんだからね!
可愛い子はピピピピってなんだよ!!注意か!笛の音か!ファールか!ファールなのか!!


はぁはぁ、もうなんなんじゃ、こりゃーーー!!
楽しすぎるぞつんく歌詞!!さすがつんくボーイ!!大好き!ありがとう!!



で、面白い歌詞というよりは、「ほほう、ここにこれを!フム!」というような、1本取られた系の驚きの歌詞も多くあります。

そちらも少しですが一緒にご覧下さい。

まずは韻系から。
 

WANT YOU 来い!と言っちゃうぅ シュート
じらされるバイオレーション
しょっちゅう脳に舞っちゃう躊躇
抱きしめて 彼方
(Berryz工房 なんちゅう恋をやってるぅYou know)

ダッシュ滑走 名古屋castle 
真白な渡り鳥
世界同じ笑顔の価値 Oh yes, All right
happy morning
(恋は発想 Do the hustle!)

どっちもすごいよね。ピッタリと音にハマってて、歌ったときに気持ちいい。
うーん、つんくすごい。
 

次はミスマッチなのが逆にすごいマッチングな例。
帰りにうどん食べてくわ
明日が待ってるもん
(℃-ute Danceでバコーン!)
 
うどん!一気に現実感出る!
地に足つけて、腰入れて、明日も頑張ろう!的な「精神的ガニ股感」100%!


君が作った二段重ねお弁当
唐揚げだけのおかずが 眩しすぎるぜ
(Berryz工房 シャイニングパワー)
ものすごくカッコいいディスコ調の曲なのに、歌われてるのは延々唐揚げ弁当(笑)
いやいや、こういうのがいいの!すごくいいの!



1億3千万 総ダイエット王国
食べたあとは走っとこう 食べるために走っとこう
健康のため走っとこう 走った分だけ食べとこう
生きてる意味が知りたい 愛する意味が知りたい
私の本当の意味を知りたい
優しい人になりたい この世のためになりたい
お願い お願い お願い…
(Berryz工房 1億3千万総ダイエット王国)

卑近から永遠へ、人類愛から今日の晩御飯へ。
この視点の移り変わりの振り幅と測度が、つんく歌詞の真骨頂。このダイナミズムが好き!中毒!


青春小僧が今日も泣いている
これが最後って今日も泣いている
Ahクラっと来ちゃって青春だね
     クラっと来ちゃって青春だね
Yo 誰ぞ
(モーニング娘。'15 青春小僧が泣いている)
歌詞とリズムが渾然一体となった、まさにつんくならではのすごい曲。
クラっと来ちゃって青春だね、ってなんなんだ。
なんなんだよー!と思うのに、口をついてこの歌詞が出ると、あまりに詞と曲がピッタリはまってて気持ちよくて、つい何度も歌っちゃう。
たとえ同じ意味でも、「Ah くらーりクラクラ青春ね」では、リズムもへったくれもないもんね。


凍てつく乙女心は
今日もネットで買い物をした
試合の予定ない勝負服
さらに凍りつく明細書がくる
(モーニング娘。 気まぐれプリンセス
これ最初聞いた時、耳からウロコでした!
試合の予定ない勝負服!この響き!




こうやってまとめてみると、つんく曲が私の中にいかにたくさん爪痕をのこしているかということがよくわかるなあー。

一見「ああん?!」となるような歌詞でも、もうそれじゃないと満足できなくなるというか…

つんくさんが体調を崩されてから非つんく曲が増えてきて、最初は新鮮でよかったけど、このままでは大事な大事なベースが変わってしまうんじゃないかという怖さが、どんどん出てくるね。


つんく曲と非つんく曲の一番の違いは、多分、リズム感。
上手な説明はできんけど、さっきの「青春小僧」みたいに、歌った時の詞とメロディの一体感が全然違う。

思い立ったら吉でっせ、とかも「こんなでっせでっせ言うー?」って確かに突っ込んだけど、
これ「でっせ」だからこそリズムが生まれてるわけで。「吉ですね」ではベターっとしちゃってあのリズムが出ない。

ピラッポッポ…のあれも、あれだからこそのグルーブ感であるわけで。

だから、つんくは珍奇な歌詞を取ってつけたように書いてるわけでは決してなくて、曲のリズムを活かすためのピッタリくる言葉を選んで当てはめてる、っていうことなんじゃないかしら?


だから、色っぽいビスケット、で正解なんですよ。
色っぽいおせんべい、では全然ダメなのよ。

ドキ胸きゅんぼっきゅん、が正解で、胸がドキドキ〜、では大ハズレなのよ。


歌詞の世界観とか日本語としての常識よりも前に(先に)曲のリズムをいかに活かすか、っていう意識があるんだろうね。

だから、必然的に聞いたことのない言葉の並びになってしまう確率が上がる、と。


歌詞もリズムの一部なんだなあー。

つんくはすごいなあー…


ほんとにすごい人って、すごいことを当たり前のようにやってのけてしまうから、一週回って凡人には「このくらいならプロならできて普通なんじゃないの?知らんけど」的に思えてしまう時がある。


でも、ちょっとでもかじったことがある分野なら、それがどれだけ神業なのかがすぐわかる、ってことあるじゃないですか。

私は作詞も作曲もズブの素人で何の素養もないけど、これだけの長きに渡ってつんく曲の贅沢な薫陶を受けてきたから、やっぱりつんく曲はひと味もふた味も違うことがわかるし、その点こそが私がハロプロを愛してる理由にもなりえたんだなぁと、改めて思う。


だから今、つんくがプロデューサーを卒業して、一作家としての楽曲提供にとどまり。
さゆが抜けベリがいなくなり、鞘師ちゃんもいなくなったら。
私の好きだったハロプロのままであり続けるのかが、すごく心配。
私はハロプロを好きでい続けられるのか、すごく不安。


そういう意味では、今年はほんとに一大転換点となる1年だったんだな、と思います。


つんくの代わりはいやしない…いやしないよ…